PL配合顆粒(サリチルアミド、アセトアミノフェン、無水カフェイン、プロメタジン配合剤)の副作用と豆知識【総合感冒薬】

 総合感冒薬(総合かぜ薬)としてよく使われている優秀な薬の1つ

「PL配合顆粒」

鼻水、鼻づまり、発熱、頭痛などの風邪でこの薬を飲んだことのある人は多いです!
味はそんなに美味しくはないですね笑 

目次

 総合かぜ薬PL

余談ですが、
PL配合顆粒は4種類の成分が混合している配合剤なのです!
サリチルアミド 270mg
アセトアミノフェン 150mg
無水カフェイン 60mg
プロメタジンメチレンジサリチル酸塩 13.5mg

ここは専門的なのでどうでもよいことですが、
配合剤ということは、他の薬との服用に注意しないといけません! 

特に市販薬や痛み止め服用中のあなた!!
「アセトアミノフェン」は色々なかぜ薬に含まれているので、過量にならないように注意が必要です。
痛み止めでいうと、解熱鎮痛剤でよく使うカロナールがあたります!
逆に、PLに入っている量が多くないので、合わせて服用することも多々あります!

眠気が出る

私の場合、PL配合顆粒はあまり好きじゃありません…
これを飲むと、
眠気が出て、口やのどがカラカラに乾燥して辛くなるので、ほとんど飲みません笑
飲むとしても寝る前くらいです笑

ほんとに人にもよりますが、PL配合顆粒が好きな人は本当に好きです笑
かぜ薬はこれじゃなきゃ嫌だという人もいるので千差万別ですね!
値段も安いですからね!

 重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.劇症肝炎(げきしょうかんえん)、肝機能障害(かんきのうしょうがい)、黄疸(おうだん)頻度不明

簡単に言うと、肝臓の機能が低下することを言います!
これはPL配合顆粒に含まれる「アセトアミノフェン」が関わっていることが多いです!

お酒をよく飲む人は、休肝日(きゅうかんび)を作ろうなど言われますよね。
シジミの味噌汁が肝臓に良いとか笑
そう!肝臓は、生きていくのに必要な色々な働きをするとーーっても大切な臓器なのです。
飲んだ薬は肝臓で分解されたり、体内の解毒作用を担う臓器です!

肝臓が動かなくなると、飲んだ薬が分解されず、副作用がどんどん出てきてしまったりなんてことも…
症状としては、体のだるさ食欲がない発熱黄疸(目の白い部分が黄色になる等)発疹吐き気・おう吐かゆみ等が現れます! 
肝臓が悪い人は肌の色が悪い・黒っぽいなどと聞いたこともあると思います!
肝臓が動かないと生きていけません!

こんなに大事な大事な肝臓を傷つけるなんて怖い副作用ですよね!
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を!
上記の余談でも話した通り、市販薬の風邪薬や鎮痛剤服用している方は知らない間に過量になる恐れがあるので気を付けてください! 

2.緑内障(りょくないしょう 頻度不明

これはPL配合顆粒に含まれる「プロメタジン」によるものです!
緑内障とは視野が欠陥したり、眼圧が高くなることなどがあります!
※眼圧が上がらない緑内障も高頻度であります

 そのため、緑内障の患者さんには禁忌(飲んではダメ)ということになっています!!
ただ、もう少し詳しく言うと、緑内障にもいくつか種類があって、「閉塞隅角緑内障」の方は飲んではダメということが多いです!
「解放隅角緑内障」の方であれば飲んでも良いという医師も多くいます!

まあ、かぜ薬なので、長期間漫然に服用することもないのでそこまで影響が出ないという考え方であるとは思いますが。
症状としては視力低下,眼痛等が現れます!
症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこととされています!
緑内障の方や緑内障の気がある方は先生に相談してみてください! 

3.乳児突然死症候群(SIDS),乳児睡眠時無呼吸発作 頻度不明

これもPL配合顆粒に含まれる「プロメタジン」が影響していると考えられます!
PL配合顆粒には幼児用もありますが、2歳未満の乳幼児には禁忌(飲んではいけない)となっています! 

小児(特に 2 歳未満)に投与した場合、突然死や睡眠時無呼吸が現れることがあるそうです! 
子どもだから半分にして飲ませれば良い、なんて絶対に考えないでくださいね!
子どもなら医療費がかからない県、市町村は多いので、病院へ行ってください! 

 その他の副作用のまとめ

『0.1%未満』
ショック、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎、再生不良性貧血、間質性肺炎、顆粒球減少、血小板減少、貧血、肝機能障害、腎障害 

『0.1~5%未満』
発疹、浮腫、鼻炎様症状、結膜炎、血圧上昇、低血圧、頻脈、発汗、咳嗽、振戦 

『5%以上又は頻度不明』
急性汎発性発疹性膿疱症、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、喘息発作の誘発、好酸球性肺炎、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、乳児突然死症候群(SIDS)、乳児睡眠時無呼吸発作、間質性腎炎、急性腎不全、横紋筋融解症、緑内障、チアノーゼ、食欲不振、胸やけ、胃痛、悪心・嘔吐、口渇、消化管出血、眠気、めまい、倦怠感、頭痛、耳鳴、難聴、視覚障害、不安感、興奮、神経過敏、不眠、痙攣、せん妄、過呼吸注、代謝性アシドーシス、尿閉

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

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【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
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