ソラナックス(アルプラゾラム)の副作用と豆知識【安定剤】

気分が落ち込む方、不安が多い方によく使われている優秀な薬の1つ

ソラナックス(アルプラゾラム)

生活上、様々なストレスや不安を抱えることは多いですよね。

それを少しでも和らげられることができれば、生活の質が上がると思います。
もちろんその原因を解決することができるに越したことはないのですが、なかなか難しい問題もあるのが現実です。 

目次

不安を和らげるソラナックス

新情報追加

実は、このソラナックス以外の睡眠薬や、安定剤で重要な注意が新しく追加になりました。
2017年3月に追加された内容が、

“連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。”

とされました。

つまり、長く飲んでいると、依存が出るかもしれないから、症状が良くなってきたら少しずつ減らして、最終的には飲まない方向にもっていきましょう!
ということです。 

もちろん、すぐにやめろ、ということではないので先生と相談しながら決めていきましょう。
逆に、突然やめることで、副作用が起こりやすくなることもあります。
それについても下記の副作用のところで触れていますので、ご参考に! 

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.依存性(いぞんせい)、離脱症状(りだつしょうじょう) 頻度不明

上記でも書きましたが、2017年3月に睡眠薬や安定剤で重要な注意として、連用による依存についての記載が追加になりました。

依存と言ったら、薬物を思い浮かべますよね!
最近では芸能人やスポーツ選手などが捕まっていますよね! 

それと似たような症状ですが、禁断症状がでるというよりも、薬がないと不安になってしまうことです!
自分自身も、脳も、薬がないと不安になってしまう感じですね! 

離脱症状は薬をやめる時にでる症状です!
薬を急にやめた反動で、けいれんや身体の震え、不眠、不安、幻覚、妄想などが出ることがあります。
強い不安感やイライラがたまっていき、生活や仕事にも影響が出てしまいます。

そのため、減量や中止をする際は少しずつ、量を減らしていくのが安全です!
安定剤でも依存が出ることがあることを忘れずに!! 

2.刺激興奮(しげきこうふん)、錯乱(さくらん) 頻度不明

刺激興奮とは、頭が興奮して、暴れたり、落ち着きが無くなったりします。
安定剤で落ち着ける薬なのに、全く逆の副作用がありますね。

錯乱とは、頭が混乱してしまうことです。
それによって、判断能力が低下することもあります。 

3.呼吸抑制(こきゅうよくせい) 頻度不明

言葉の通り、呼吸が抑制されて弱くなることです!
さらに、呼吸機能が高度に低下している場合、炭酸ガスナルコーシスという症状を起こすことがあります!

簡単に言うと、呼吸が弱くなり、血中の二酸化炭素の量が増えて、酸素が少なくなる状態です! 

症状としては意識障害などの中枢神経症状が現れます。
ひどい場合、昏睡状態になることもあるので恐ろしいです・・・
このような場合には気道を確保し, 換気をはかるなど適切な処置を行うこととされています! 

その他の副作用のまとめ

『0.1%~5%未満』
眠気、めまい・ふらつ き、頭痛、AST(GOT)、ALT (GPT)の上昇、口渇、悪心・嘔吐、便秘、腹痛・腹部不快感、食欲不振、脱力感・倦怠感 

『0.1%未満』
不眠、眼症状(霧視・複視)、構音障害、焦燥感、神経過敏、振戦、健忘、尿失禁、γ-GTPの上昇、動悸、下痢、発疹、そう痒、筋弛緩等の筋緊張低下症状、発汗 

『頻度不明』
依存性、離脱症状、刺激興奮、錯乱、呼吸抑制、アナフィラキシー、肝機能障害、黄疸、血圧降下、光線過敏性反応、

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
勉強、メモ用のブログに変更しました。
何かありましたらTwitterへご連絡ください。

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