湿疹・アトピー・虫刺されなどでよく使われている優秀な薬の1つ
「アンテベート(ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル)」
ステロイドの塗り薬です。
ステロイドと聞くと、あまり使いたくないという方もいますね。
適切な量で、適切な期間で使用すれば心配はありませんよ!
ステロイドの塗り薬
アトピーや皮膚のかゆみで貼ったことのある人は多いのではないでしょうか?
2015年度医療用医薬品国内売上高ランキングでは、すみませんわかりません笑
1度は使ったことがあるという方が多いのではないでしょうか。
ステロイドの塗り薬は長期連用していると、副作用が出やすくなります。
また、部位によっては吸収率が高くなったり、低くなったりするのですよ!
重大な副作用のまとめ
重大な副作用とは、命の危険があるもの、副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。
※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください
1,緑内障(りょくないしょう) 頻度不明
塗り薬なのに、目?!
と思う方も多いのではないでしょうか?
飲み薬のステロイド薬では聞いたことある人はいるのではないでしょうか。
もちろん飲み薬ほど副作用は出にくいことはたしかです!
それでも、皮膚からも薬は吸収されて、血管に入っていくこともあります!
特に、大量又は長期にわたる広範囲の使用や、
密封法(塗った部分を覆う方法) により確立としては上がります!
たくさん使用する方は、
定期的な眼科受診も検討してください。
2,ステロイド皮膚 頻度0.1~5%未満
ステロイド皮膚ってなんですか?
なんか強そうな皮膚ですね!
と思った方それは間違いですよ笑
ステロイド皮膚とは、皮膚萎縮、毛細血管拡張、ステロイド潮紅などが現れることです!
簡単に言うと、皮膚が薄くなって血管が見えやすくなるような感じです
長期連用で起こりやすくなるので、漫然の使用には注意してくださいね!
それと、前にもらったものが余っているからって、かゆみがあるところに勝手に使わないでくださいね!
細菌・真菌・ウイルス感染しているところに塗ると、悪化することもあるので気を付けてください!
その他の副作用のまとめ
『頻度不明』
眼圧亢進、緑内障、 白内障
『5%以上又は頻度不明』
過敏症、下垂体・副腎皮質系機能の抑制
『0.1%~5%未満』
皮膚の真菌症(カンジダ症、白癬等)、及び細菌感染症(伝染性膿痂疹、毛炎等)、ウイルス感染症、痤瘡(痤瘡様発疹、ステロイド痤瘡等)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、ステロイド潮紅等)、刺激感、湿疹(発赤、苔癬化、腫脹、糜爛等)
『0.1%未満』
ステロイド酒査皮・口囲皮膚炎(口囲、顔面全体に紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、紅斑、紫斑、多毛、色素 脱失、色素沈着、また魚鱗癬様皮膚変化、接触皮膚炎、皮膚乾燥、搔痒
多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。
薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!
この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
参考
PMDAホームページ
添付文書
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