アモバン錠(ゾピクロン)の副作用と豆知識【睡眠薬】

 睡眠薬や不安を抑える薬としてよく使われている優秀な薬の1つ

 「アモバン錠(ゾピクロン)」

不眠症がある方でこの薬を飲んでいる人は多いです!
睡眠薬は『向精神薬』という分類に属していることが多く、処方日数に制限があります! 

しかし!!このアモバンは向精神薬に分類されず、日数制限もありませんでした!
そう、これまでは・・・
実はルールが変わりました!
詳しくは下に書きます! 

目次

アモバンの取り扱いが変更に!

さあ!先ほどのルール変更についてです!
実はこのアモバンちゃんが向精神薬に属することになります
たぶん一般の方は知らない人が多いと思います!
医療関係者からしたらやっとか・・・との思いですが笑

 問題は、日数制限が加わることです!
今までは、60日だろうが90日だろうが処方可能でした。 
しかし2016年11月1日から30日までに制限されます!

まあ倍量処方という抜け道で、処方されると思いますが・・・
乱用を避けるために倍量処方については説明しません笑 

アモバンも1日10mgを超えないこととなっていますので、恐らくないとは思いますが。
そもそも倍量処方は保険が通らないとされていますが、
審査側も難しいところがありそうなので。 

もう一つ!
実は海外から個人輸入という形で手に入れていたという人もいるようですが、
向精神薬に指定されたら日本での規制が強くなり難しくなるそうです!
個人輸入はやめましょう。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.依存性(いぞんせい)0.1%未満

これが今回の向精神薬に指定された理由の一つと考えられます!
依存と言ったら、薬物を思い浮かべますよね!
最近では芸能人やスポーツ選手などが捕まっていますよね! 

それと似たような症状ですが、禁断症状がでるというよりも
薬がないと寝付けなくなってしまうことです! 
自分自身も、脳も、薬がないと不安になってしまう感じですね!

離脱症状は薬をやめる時にでる症状です!
特に、急激な減少ないし投与の中止により, 痙攣発作, せん妄, 振戦, 不眠, 不安, 幻覚, 妄想等の離脱症状があらわれることがあります! 
投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこととされています!
睡眠薬でも依存が出ることがあることを忘れずに!! 

2.呼吸抑制(こきゅうよくせい)0.1%未満

言葉の通り、呼吸が抑制されて弱くなることです!
さらに、呼吸機能が高度に低下している場合、炭酸ガスナルコーシスという症状を起こすことがあります!
簡単に言うと、呼吸が弱くなり、血中の二酸化炭素の量が増えて、酸素が少なくなる状態です!

症状としては意識障害などの中枢神経症状が現れます。
ひどい場合、昏睡状態などの危険があるので恐ろしいです・・・
このような場合には気道を確保し, 換気をはかるなど適切な処置を行うこととされています! 

3.口中の苦み  1%以上

この薬は服用して体に吸収された後、特に朝、口の中の苦みを感じる人が多いです!
これが結構な不快感らしいです! 
それが嫌で他の薬に変える方もいます!
確かに、寝起きに苦かったらあまり目覚めは良くないですよね笑 

で、一応それが少しだけ改善された薬として、ルネスタというものがあります!
それはまだ向精神薬に指定されていないので、日数制限はありません!
いつか指定されるのかな?
この薬については後日書きたいと思います! 

その他の副作用のまとめ

『1%以上』
口中の苦み 

『0.1%~1%未満』
ふらつき、眠気、頭重、頭痛、不快感、めまい等、AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇、Al-Pの上昇、蛋白尿、白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、口渇、嘔気、倦怠感 

『0.1%未満』
依存性、呼吸抑制、一過性前向性健忘、もうろう状態、BUNの上昇、血小板減少、食欲不振、口内不快感、胃部不快感等、発疹、脱力感等の筋緊張低下症状 

『頻度不明』
肝機能障害、精神症状、意識障害、アナフィラキシー、錯感覚、消化不良、搔痒症、転倒

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
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