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ボノテオ(ミノドロン酸)の副作用と豆知識【骨粗しょう症】

2020 5/27
ボノテオ(ミノドロン酸)の副作用と豆知識【骨粗しょう症】

骨粗しょう症によく使われている優秀な薬の1つ

「ボノテオ(ミノドロン酸)」

骨粗しょう症は骨がもろく、スカスカになってしまう病気です。
この薬は飲み方が特殊なお薬なので、注意しましょう。
記事中にもその注意点を書いていきます。

目次

ボノテオと骨粗しょう症

骨粗しょう症になると

骨粗しょう症については、過去の記事のエディロールアルファロールに記載しています。

骨粗しょう症になると生活上で様々な弊害が現れます。
初めのころでは、背骨が弱くなり、潰れてしまい痛みがでたり、見た目にも身長が低くなったり、腰が丸くなってしまったりします。
さらに症状が進めば、手足の骨折も起こりやすくなり、生活にも大きな影響を与えます。

何よりも、転倒に注意しなくてはなりません。
転んで骨折をすることにより、高齢者であれば要介護という介護がないと生活が難しくなることがあります。

その要介護になる大きな原因の一つです。

ボノテオの種類

この薬には、1㎎50mgという2種類があります。
2つで量が50倍も違うのは驚きですよね。
その理由として、
・1㎎は1日1回毎日飲む
・50㎎は4週間ごとに1回飲む
という違いがあります。
私としては4週間に1回飲むのが楽で良いと思いますが、それは人それぞれですね。
というのも、この薬は飲み方が特殊なのです!

ボノテオの特殊な飲み方

このお薬は、起床後にすぐ飲むお薬なのです。
それだけなら特に特殊ではないのですが、
この薬は水で飲んだ後、30分は横になってはいけなくて、さらに、30分は水以外の飲食(薬含む)はしてはいけません
横になると、食道に薬がくっつきやすく、その場で副作用が出やすくなります。
また、飲食してしまうと、ボノテオの効果がほとんどなくなってしまうのです。
注意点ですが、水と言っても硬水などのミネラルウォーターもダメですよ!

そのため、薬を飲む前に飲食してしまったら、お薬は次の日に服用します。
毎日服用の方は、その日を飛ばして、次の日に1錠だけ飲んでくださいね。
4週間に1回の人は次の日に飲んだあと、次に服用するときはいつも通りの日付に戻してもらって構いません。
次の時に1日ずらす必要はありませんよ。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.顎骨壊死(がっこつえし)・顎骨骨髄炎(がっこつこつずいえん) 頻度不明

顎骨壊死って恐そうな名前ですよね。
そもそも「顎骨ってどこの骨?」って思いますよね。
漢字のままなのですが、「あご」の骨です!
顎骨壊死というのは、あごの骨が腐ったような状態になることです。

口の中にはたくさんの細菌がいることはご存知ですよね!
その細菌が死んでしまった組織に感染してしまい、痛みや腫れ、膿などが出たりします。
その症状が起こりやすい状況としては、
局所(あご付近)への放射線治療抜歯などの歯科処置口腔内の不衛生などの条件が重なると増える傾向があるそうです!

症状としては、口の中の痛み、歯ぐきに白色の硬いものが出てきた、あごの腫れ、くちびるのしびれ、歯がぐらついてきて抜けたなどが現れます!
そのような症状が出たらすぐに歯科医に相談してください!

2.上部消化管障害(じょうぶしょうかかんしょうがい)

消化管は食べ物が通っていく口から下までのことです。
その中でも、十二指腸潰瘍(0.3%)胃潰瘍(0.1%)等の上部にある消化管障害が現れることがあります。
簡単に説明しますね。
簡単に言うと胃や十二指腸に穴があいたり、出血することです!
穴があいたり、出血したりするとなると、そりゃあ痛いですよね!
食べ物や飲み物が必ず通る場所なのですから、頑張って働いてくれている臓器です!

他にも、飲み込まずに噛んでしまったり、口の中にずっと入れておいたりするとその部分も炎症を起こしますので注意しましょう。

3.外耳道骨壊死(がいじどうこつえし) 頻度不明

この副作用は、2016年5月に重大な副作用として追加されたものです!
先ほどの顎骨壊死と似たようなものです!

耳の感染や傷に合わせて現れることもあります!
もし、外耳炎、耳漏、耳痛等の症状が続く場合には、耳鼻咽喉科などを受診して相談してください!

その他の副作用のまとめ

重複あり(1㎎と50㎎で異なるため)
『1%~5%未満』
胃・腹部不快感、腹痛、胃炎、血中カルシウム減少、アルカリホスファターゼ減少

『1%未満』
上部消化管障害、発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎、逆流性食道炎、悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹部膨満、消化不良、食欲不振、口内炎、口唇炎、白血球減少、赤血球減少、血小板減少、単球 増加、AST(GOT)上昇、 ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、 ビリルビン上昇、 アルカリホスファターゼ上昇、LDH上昇、BUN上昇、尿酸上昇、クレアチニン上昇、アルカリホスファターゼ減少、CK(CPK)上昇、しびれ、坐骨神経痛、めまい、胸痛、コレステロール増加、脱毛、膀胱炎、副鼻腔炎、倦怠感、血圧上昇、血中リン上昇、血中リン減少

『頻度不明』
顎骨壊死・顎骨骨髄炎、外耳道骨壊死、大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折、肝機能障害、黄疸、口渇、歯肉痛、口の錯感覚、筋・骨格痛(関節痛、背部痛、筋肉痛、四肢痛、疼 痛、骨痛等)、頭痛、顔面浮腫、発熱、発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎、嘔吐、下痢、便秘、腹部膨満、消化不良、食欲不振、口内炎、口唇炎、口渇、歯肉痛、口の錯感覚、白血球減少、赤血球減少、血小板減少、単球増加、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、アルカリホスファターゼ上昇、LDH上昇、BUN上昇、尿酸上昇、クレアチニン上昇、血中カルシウム減少、CK (CPK)上昇、しびれ、坐骨神経痛、めまい、胸痛、コレステロール増加、脱毛、膀胱炎、副鼻腔炎、倦怠感、血圧上昇、血中リン上昇、血中リン減少

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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