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セイブル(ミグリトール)の副作用と豆知識【糖尿病】

2020 5/27
セイブル(ミグリトール)の副作用と豆知識【糖尿病】

糖尿病の方によく使われている優秀な薬の1つ

「セイブル(ミグリトール)」

この薬は食直前に飲む薬です。
詳しい内容は後述します。
ついにこの薬もジェネリックが発売されます。お楽しみに!

目次

セイブルと糖尿病

糖尿病の検査は?

糖尿病の怖さや症状、なりやすい人については、アマリールスーグラテネリアでご紹介しました。
今回は糖尿病の検査方法を説明します。

・空腹時血糖値
これは名前の通りなのですが、血液検査をする前10時間以上は何も食べずに空腹状態を作ります。
空腹は辛いですよね笑
そして血液検査をします。一般的にこの方法が多いですね。
この空腹時血糖値

126mg/dL以上が糖尿病です!
110mg/dL以下であれば正常です。

この二つの間が境界型です。

・ブドウ糖負荷試験
これは上記の検査をした後に、75gのブドウ糖を摂取し、30分後・1時間後・2時間後と血糖値を測ります。
時間がかかるので、入院時などにやることが多いですね。
2時間後の数値が200mg/dL以上だと糖尿病です!
140mg/dL以下であれば正常です。
この二つの間が境界型です。

他にも、随時血糖値が200mg/dL以上HbA1cが6.5以上の時は糖尿病と判断されます。
他にも検査はあるのですが、今回は主なものを取り上げました。

セイブルの特徴

この薬は、食直前(食事5分前以内)に飲むお薬です。
理由としては、薬の作用が食事による血糖値の急激な増大を抑えて、なだらかに血糖値を上昇させる作用だからです。
食事をしていないときに飲んでも意味がないのです。
もし、飲み忘れに気づいたら、食事中であればすぐに飲んでしまってください
食事が終わっていたら飲まない方が良いことが多いですが、医師によってはそれでも飲むように指示がある場合があるので、医師の指示に従いましょう。

低血糖時の注意

この薬を飲んでいる人が、低血糖を起こしたときは普通の飴や砂糖では対処できません!
そのため、必ずブドウ糖を携帯するようにしましょう。
薬局でお願いすれば無料でブドウ糖はもらえますので、遠慮せずにお申し付けください。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.低血糖(ていけっとう)

基本的にはこの薬単独では、低血糖は起こしにくいです。
しかし、他の糖尿病の薬と一緒につかうことで低血糖が0.1~5%未満の頻度で現れることがあります。

低血糖は名前の通り、血糖値が下がり過ぎてしまうことです。
「血糖値下がり過ぎるとどうなるの?」と思いますよね。
血糖値が、60‐70 mg/dL未満なると低血糖症状が現れやすくなります!
低血糖は、冷や汗吐き気強い空腹感寒気動悸手足の震え、ふらつく、力のぬけた感じがする頭が痛いぼんやりする目の前が真っ暗になって倒れそうになるなどの症状があります!
最悪の場合、昏睡などもあります。

以前ニュースでもありましたが、運転中に低血糖症状になり事故を起こしてしまったこともありますね。
事故を起こせば自分だけでなく、家族や被害者など多くの人生が壊れてしまいます…
考えただけでゾッとします・・・

この薬を飲んでいる時は低血糖症状が現れた時に、アメやただの砂糖などを食べても対処できません!
必ずブドウ糖を摂取するようにしてください!
ブドウ糖は薬をもらうときに、薬局で無料でもらうことができます。
毎日、必ず携帯するようにしましょう。
悲惨な事故を起こさないためにも日々注意を!
※自分ではどうしようもなくなったら、直ちに救急車を呼んでください!!

2.腸閉塞(ちょうへいそく) 頻度不明

食べ物や栄養素が通過し、吸収するのが小腸や大腸です。
生きていく上でとても大事な役割をしています。
その小腸・大腸が狭くなったり、塞がることで内容物が通れなくなってしまうことです!

症状としては、便秘お腹が張る持続する腹痛吐き気がする等が現れます!
食べ物や水分が通れなくなれば、どんどん詰まっていきます。
水風船みたいな感じだと思えば想像しやすいですね。
ただ、それを放っておくと、風船がどんどん膨らんでいき、最後はパンッッ…と破裂。
痛いどころではないですよね
症状が出た場合には直ちに中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を!

3.頻度5%以上の副作用 

この薬でよく起こる副作用をご紹介します。
腹部膨満(ふくぶぼうまん)、鼓腸(こちょう)、下痢の3種類です!
腹部膨満と鼓腸は似たようなものですが、お腹が張るということです。
薬の影響でお腹にガスが溜まりやすくなります
そのため、放屁(ほうひ)も増えます。
この副作用はしょうがないものなので、慣れることが必要かもしれません。
あまりにもひどい時は医師と相談して薬の検討をしましょう。

その他の副作用のまとめ

『5%以上』
腹部膨満、鼓腸、下痢

『0.1~5%%未満』
便秘、腸雑音異常、腹痛、嘔気、嘔吐、食欲不振、口渇、消化不良、胃不快感、おくび、胃炎、排便障害、痔核、発疹、紅斑、蕁麻疹、瘙痒、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、めまい、頭痛、白血球数減少、血中アミラーゼ増加、血中カリウム増加、血中尿酸増加、頻尿、咳嗽

『頻度不明』
腸閉塞、肝機能障害、黄疸、口内炎、味覚異常、腸管囊胞様気腫症、しびれ、眠気、倦怠感、浮腫

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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