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メトグルコ錠(メトホルミン)の副作用と豆知識【糖尿病】

2020 5/29
メトグルコ錠(メトホルミン)の副作用と豆知識【糖尿病】

血糖値を下げる薬としてよく使われている優秀な薬の1つ

「メトグルコ錠(メトホルミン)」

 糖尿病と診断された方でこの薬を飲んでいる人は多いです!

この薬は、インスリンを分泌させることなく、血糖値を下げる薬です。
メインの作用としては、肝臓での糖の生成を抑えて血糖値を下げます
他にも、腸での糖の吸収を抑える作用もあります。 

目次

 メトグルコと糖尿病

そのため、インスリンを分泌させる薬など、他の糖尿病薬と一緒に飲むことも多いんです!
もちろん単独でも効果がありますよ。

検査値 

糖尿病の患者さんなら良く聞く検査値、HbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)
この検査値は、過去1~2か月の血糖の状態を表わしているのです。
これで、過去の食生活の乱れなどもバレてしまいますね笑 

便利な配合剤が増えている 

余談ですが、
最近は、メトグルコ(メトホルミン)が含まれた、配合剤が増えてきてますね。
配合剤とは、他の薬が混ざって一粒にしたものです。

 このメトグルコ(メトホルミン)を含んだ配合剤は、イニシンク配合錠エクメット配合錠メタクト配合錠などがあります。
これらの薬もいつか記事にしようと思います。 

錠剤をたくさん飲んでいる方は、少しでも錠数を減らしたいものですよね!
そのためには配合剤は有益だと思います。もちろんデメリットもあるのですが、それもまたの機会に笑 

糖尿病を放置すると、
足が腐って切断することになったり
目の神経が壊れて失明したり
腎臓が壊れて透析になったり
本当に怖い病気です

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.低血糖(ていけっとう) 1~5%未満

名前の通り、血糖値が下がり過ぎてしまうことです。
「血糖値下がり過ぎるとどうなるの?」と思いますよね! 

血糖値が、60‐70 mg/dL未満なると低血糖症状が現れやすくなります!
低血糖は、冷や汗吐き気強い空腹感、寒気、動悸、手足の震え、ふらつく、力のぬけた感じがする、頭が痛い、ぼんやりする、目の前が真っ暗になって倒れそうになるなどの症状があります!

最悪の場合、昏睡などもあります! 

以前ニュースでもありましたが、運転中に低血糖症状になり事故を起こしてしまったこともあります!
事故を起こせば自分だけでなく、家族や被害者など多くの人生が壊れてしまいます…
考えただけでゾッとします… 

低血糖症状が現れたらすぐに糖分補給を!(できればブドウ糖が良いですよ!)
悲惨な事故を起こさないためにも日々注意を! 
※自分ではどうしようもなくなったら、直ちに救急車を呼んでください!! 

2.乳酸アシドーシス(にゅうさんあしどーしす) 頻度不明

乳酸アシドーシスは予後不良のことが多いと言われています。 
この乳酸アシドーシスが起こりやすくなる要因として、いくつか言われています。

・嘔吐や下痢で脱水状態にある

・過度のアルコールの摂取

腎機能が悪い
等の時、乳酸アシドーシスが現れやすいと言われています! 

そもそもこの薬は下痢の副作用が多いのです。。。
特に飲み始めに多いと言われてます! 

症状は様々ありますが、 胃腸症状(腹痛、嘔吐、下痢など)、体のだるさ、筋肉痛、過呼吸等の症状がみられることが多いです。
これらの症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、必要な検査を行うこととされていますので、ご注意を。 

3. 横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう) 頻度不明

何かすごい怖い名前ですよね
その名前の通り、筋肉が壊れて、溶けてしまうのです!! 

症状としては、運動もしてないのに手足の筋肉が痛む手足がしびれる足に力がはいらない全身がだるい尿の色が赤色になる等があります!
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされています 

これ、筋肉が壊れるだけでなく最悪の場合、他の臓器にダメージを与えて、生命を脅かしたり、重い障害を残すこともあるのです! 
怖い副作用です!
違和感があればすぐに受診して、血液検査をしましょう!

その他の副作用のまとめ

『5%以上』
下痢、 悪心 

『1%~5%未満』
低血糖、食欲不振、腹痛、消化不良、嘔吐、肝機能異常、乳酸上昇

 『1%未満』
腹部膨満感、便秘、胃炎、胃腸障害、放屁増加、貧血、白血球増加、好酸球増加、白血球減少、発疹、瘙痒、BUN上昇、クレアチニン上昇、CK(CPK)上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加、めまい・ふらつき、全身倦怠感、空腹感、眠気、動悸、脱力感、発汗、味覚異常、頭重、頭痛、浮腫、ビタミンB12減少

 『頻度不明』
乳酸アシドーシス、肝機能障害、黄疸、横紋筋融解症、血小板減少、ケトーシス、筋肉痛

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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