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スーグラ(イプラグリフロジン)の副作用と豆知識【糖尿病】

2020 5/27
スーグラ(イプラグリフロジン)の副作用と豆知識【糖尿病】

糖尿病の方によく使われている優秀な薬の1つ

「スーグラ(イプラグリフロジン)」

このお薬は比較的新しい薬で、体の中から糖分を出す薬です。
新しい薬ではありますが、注意点もいくつかあるので説明していきますね。

目次

スーグラと糖尿病

糖尿病の症状は?

以前の記事アマリールでは糖尿病の怖さについて書きました。
今回は糖尿病になるとどんな症状が出るのかについて書いていきます。

糖尿病事態は、最初のころでは症状が分かりにくいことが多いです。
そのせいで、病気が発覚したころには重症になっていることも多々あります。
そのため、高血糖の症状を見逃さないことが大切です。

①トイレの量が増える
体の中の糖分を外に排泄しようとするため、尿の量が増えます。

②のどが渇く
先ほどのトイレの量が増えることと関係もしていますが、水分が排泄されることで、体の水分量が不足してしまいます。
その結果、のどが渇くというものです。

③ご飯を食べているのに体重が減る
食べ物の糖分をうまく使えなくなり、身体の脂肪や筋肉からエネルギーを使ってしまうので、体重が減ります。

④食べてもお腹がすく
これは③の理由と同じです。身体からエネルギーをどんどん使ってしまうのでお腹が減ります。

⑤体がだるい・疲れやすい
これは上記①~④までが合わさることにもよります。エネルギーが足りなくなれば体は重くなりますし、トイレの回数が増えて夜起きることが多くなれば、睡眠不足などにもなります。

さらに糖尿病が進行すれば、
・タンパク尿が現れる
・足がむくむ
・目の網膜が出血を起こす
・手足のしびれが起こる
・自律神経がおかしくなり、立ちくらみが起こる
等の症状が出てきます。
まずは初期段階で、見つけることが重要になります。
そのためにも、定期的な健康診断はしっかりと行いましょう。
何かおかしいと思ったら病院へ。

スーグラの注意点

このお薬は尿中に糖分を排泄することで、血糖値を下げるお薬です。
そのため、注意点があります。
・トイレの回数が増えるので、脱水に注意
これは薬の作用のため、しょうがないことではあります。
トイレの回数が増えることで、体の水分量が減ります
そうなると、脱水状態になることがあります。
そのため、適度な水分補給が大事になります。
ここで注意が必要なのですが、水分補給でスポーツドリンクやジュースなど糖分が多いものには気を付けてください
水や麦茶などが良いと思います。

・感染症に注意
尿中に糖分が増えることで、感染症のリスクが上がります。
一般的に尿路感染症と言いますが、トイレで痛みが出るようなことがあれば、すぐに病院で受診してください。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.低血糖(ていけっとう)

名前の通り、血糖値が下がり過ぎてしまうことです。
他の糖尿病薬と一緒に使うことで出やすくなります

「血糖値下がり過ぎるとどうなるの?」と思いますよね!
血糖値が、60‐70 mg/dL未満なると低血糖症状が現れやすくなります!
低血糖は、冷や汗吐き気強い空腹感寒気動悸手足の震え、ふらつく、力のぬけた感じがする頭が痛いぼんやりする目の前が真っ暗になって倒れそうになるなどの症状があります!
最悪の場合、昏睡などもあります!

以前ニュースでもありましたが、運転中に低血糖症状になり事故を起こしてしまったこともあります!
事故を起こせば自分だけでなく、家族や被害者など多くの人生が壊れてしまいます…
考えただけでゾッとします…
低血糖症状が現れたらすぐに糖分補給を!(できればブドウ糖が良いですよ!)
また、低血糖は薬を投与中止した後も、一旦回復したと思っても数日間は再発することがあるので注意が必要です。
悲惨な事故を起こさないためにも日々注意を!
※自分ではどうしようもなくなったら、直ちに救急車を呼んでください!!

2.腎盂腎炎(じんうじんえん) 0.1%

これは、腎臓が細菌感染してしまうことです。
症状としては、痛み、尿の濁り、頻尿、高熱などの症状が現れます。
さらにそこから敗血症(はいけつしょう)に移行することがあります。
この敗血症が重症であり、敗血症とは体の臓器に菌などが回ってしまうことです。
そうなると、あらゆる臓器が障害されてしまいます。
非常に怖い副作用です。

3.脱水 頻度不明

先ほども少し説明しましたが、脱水が現れることがあります。
そのため、水分補給が大切になります。

脱水の症状として、口渇多尿頻尿血圧低下等が現れます。
その場合は休薬や補液等の適切な処置を行うことが必要になることもあります。
さらに怖いのが、脱水に引き続き脳梗塞などを発現した例が報告されているので、十分注意が必要です。

その他の副作用のまとめ

『5%以上』
頻尿

『1%~5%未満』
便秘、口渇、体重減少、膀胱炎、外陰部膣カンジダ症、多尿、尿中β2ミクログロブリン増加

『1%未満』
腎盂腎炎、貧血、糖尿病網膜症、下痢、胃炎、胃食道逆流性疾患、上腹部痛、腹部膨満、空腹、倦怠感、肝機能異常、鼻咽頭炎、糖尿病性ニューロパチー、浮動性めまい、体位性めまい、頭痛、感覚鈍麻、尿管結石、腎結石症、陰部そう痒症、上気道の炎症、湿疹、発疹、蕁麻疹、高血圧

『頻度不明』
低血糖、敗血症、脱水、ケトアシドーシス、眼瞼浮腫、悪心、嘔吐、顔面浮腫、脱力感、筋肉痛、背部痛、そう痒症

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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