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アマリール(グリメピリド)の副作用と豆知識【糖尿病】

2020 5/28
アマリール(グリメピリド)の副作用と豆知識【糖尿病】

糖尿病の方によく使われている優秀な薬の1つ

アマリール(グリメピリド)

アマリール(グリメピリド)は昔から多くの方に使われている血糖値を下げる薬です。

目次

血糖値が高いと何が問題なの?

皆さん、糖尿病というと血糖値が高いというのはご存知ですよね。
では何故、血糖値が高いと身体によくないのかご存知ですか?

身体によくない理由を知らないと、なかなか治療に積極的になれず、飲み忘れや自己判断で中止してしまったりする方がでてきます。
読者の皆さんは大丈夫ですか? 

では、簡単に結論を言うと、動脈硬化になりやすくなるのです!!
他にも、3大合併症とうい病気になりやすくなります。
3大合併症は腎障害網膜症(失明につながる)神経障害(しびれなど)です。

まずは、簡単に動脈硬化になるまでの流れをご説明しますね。 

血糖とは

血糖と言われるものは、「ブドウ糖」です!
健康な人であれば、血液の中のブドウ糖が増えれば、インスリンという物質が出て、そのインスリンの働きで血糖値が下がっていきます。
ところが、糖尿病の方は、そのインスリンの分泌が弱くなっていたり、インスリンがうまく働かなくなっていたりするのです。 

結果的に、血液中のブドウ糖が増えすぎると、活性酸素というものが増えて、その活性酸素が血管を傷つけていくのです!
血管を傷つけられるとどうなるのか・・・
傷ついた血管の膜にコレステロールなどがたまりやすくなり、血管がどんどん分厚く、硬くなっていきます。

これが動脈硬化です。
いずれは動脈硬化が破裂したりして、脳卒中や心筋梗塞につながる恐れがあります。
3大合併症については別の機会で説明します。 

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.低血糖(ていけっとう)

名前の通り、血糖値が下がり過ぎてしまうことです。
「血糖値下がり過ぎるとどうなるの?」と思いますよね! 

血糖値が、60‐70 mg/dL未満なると低血糖症状が現れやすくなります!
低血糖は、冷や汗吐き気強い空腹感寒気動悸手足の震えふらつく力のぬけた感じがする頭が痛いぼんやりする目の前が真っ暗になって倒れそうになるなどの症状があります! 

最悪の場合、昏睡などもあります!
以前ニュースでもありましたが、運転中に低血糖症状になり事故を起こしてしまったこともあります!
事故を起こせば自分だけでなく、家族や被害者など多くの人生が壊れてしまいます…
考えただけでゾッとします・・・

低血糖症状が現れたらすぐに糖分補給を!(できればブドウ糖が良いですよ!)
また、低血糖は薬を投与中止した後も、一旦回復したと思っても数日間は再発することがあるので注意が必要です。
悲惨な事故を起こさないためにも日々注意を!

※自分ではどうしようもなくなったら、直ちに救急車を呼んでください!! 

2.無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)

「顆粒球って何?」と思いますよね!
でも皆さん、白血球は聞いたことありますよね?
体に入った細菌を殺す重要な働きをしています! 

白血球の中の好中球が著しく減ってしまい、細菌に対する抵抗力が弱くなることを言います!
症状としては、突然の高熱寒気のどの痛み等の風邪症状です!
ただの風邪かな?で済まさずに、疑いを持ってください!! 

3.肝機能障害(かんきのうしょうがい)

簡単に言うと、肝臓の機能が低下することを言います。
黄疸なんかもこの中に含まれますね! 
お酒をよく飲む人は、休肝日(きゅうかんび)を作ろうなど言われますよね。

シジミの味噌汁が肝臓に良いとか笑

そう!肝臓は、生きていくのに必要な色々な働きをするとーーっても大切な臓器なのです。
飲んだ薬は肝臓で分解されたり、体内の解毒作用を担う臓器です! 
肝臓が動かなくなると、飲んだ薬が分解されず、副作用がどんどん出てきてしまったりなんてことも…

症状としては、体のだるさ食欲がない発熱黄疸(目の白い部分が黄色になる等)発疹吐き気・おう吐かゆみ等が現れます! 

肝臓が動かないと生きていけません!
こんなに大事な大事な肝臓を傷つけるなんて怖い副作用ですよね!
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を! 

その他の副作用のまとめ

『0.1%~5%未満』
嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、発疹、めまい、血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常、倦怠感 

『0.1%未満』
便秘、腹部膨満感、腹痛、瘙痒感等、頭痛、CK(CPK)上昇、浮腫、脱毛、一過性視力障害 

『頻度不明』
光線過敏症、味覚異常、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、肝機能障害、黄疸、

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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