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ディオバン(バルサルタン)の副作用と豆知識【高血圧】

2020 5/27
ディオバン(バルサルタン)の副作用と豆知識【高血圧】

高血圧によく使われている優秀な薬の1つが

「ディオバン(バルサルタン)」

何年か前に、ディオバンの製薬会社の社員が臨床研究の論文のデータに問題が見つかりましたよね。
結果は無罪となりましたが笑
このお薬は多くの方が使っていて、ニュースにもなったことから、患者さんにこのことについてよく聞かれました笑

目次

ディオバンと高血圧

高血圧の原因は?

過去の記事ミカルディスブロプレス(カンデサルタン)アテレック(シルニジピン)で血圧の数値や高血圧が何故いけないのか説明しました。
今回はなぜ高血圧になってしまうのか簡単にまとめようと思います。

高血圧になるには2つの要素が需要になってきます。
①遺伝
遺伝に関しては自分ではどうしようもできないですよね笑
遺伝の要素は6割近くを占めると言われてもいます。
私も注意しないと・・・

②環境要因
こちらが残りの4割の影響があると言われますが、この環境要因がものすごく重要になります。
先ほどの遺伝の方も、この環境要因を見直すことで、改善も可能とされます。

やはり、塩分の摂りすぎが問題です。
他にも食事の欧米化から肥満による高血圧も多いです。
食生活が高血圧にはかなり影響しますので、普段から気を付ける必要があります。
梅干し1個でも相当の塩分になります。
お菓子やジャンクフードは言うまでもありません。
肥満を改善するためにも運動も大切ですよ。

また、歳をとることでも自然と血圧は高くなってしまいますね。
これは、血管がだんだんともろくなっていくからで、しょうがない部分でもあります。
65歳以上で約7割、75歳以上で約8割の方が高血圧だと言われています。
もちろん若い人も油断せずに、生活習慣を見直しましょう。

ディオバンの種類

この薬は20㎎、40㎎、80㎎、160㎎と4種類あります。
他の血圧の薬よりも、mgの量が多いと感じるかもしれませんが、他の薬と比べるのはナンセンスです笑
あくまでも、mg数は同じ薬の中での強さに関わっているだけですので、心配なさらずに。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう) 頻度不明

「顆粒球って何?」と思いますよね!
でも皆さん、白血球は聞いたことありますよね?
体に入った細菌を殺す重要な働きをしています!
白血球の中の好中球が著しく減ってしまい、細菌に対する抵抗力が弱くなることを言います!

症状としては、突然の高熱寒気のどの痛み等の風邪症状です!
ただの風邪かな?で済まさずに、疑いを持ってください!!

2.意識消失(いしきしょうしつ) 0.1%未満

これは、意識がなくなるということです。
この副作用で怖いのは、普段の生活の中で意識が無くなることです。
例えば、車の運転中、危険な機械作業の途中などは特に危険です。
それ以外にも、突然の意識消失で、倒れて頭を打ってしまったりすることも怖いですね。

症状として、冷感、嘔吐、意識消失などが現れた時は、直ちに適切な処置を行うこととされています。
特に血液透析中、厳重な減塩療法中、利尿降圧剤投与中の患者さんでは少ない量から薬を開始して、増量する時は患者さんの状態を十分に観察しながら徐々に行うこととされています。

3.血管浮腫(けっかんふしゅ) 頻度不明

名前から「血管がむくむの?」と思いますよね。
でも実は、急に皮膚が腫れることを言います。
「じゃあ、どこの皮膚が腫れるの?」と思った方は素晴らしいですね!
正解は皮膚のどこにでも現れます!!

多くの場合は、まぶた、くちびる、頬に多くみられます。
皮膚以外にも、口の中、舌、のど、消化管なども腫れることがあり、特にのどが腫れると、息がしづらくなり、窒息するおそれがあるので危険です。
症状としては、くちびる・まぶた・舌・口の中・顔・首が大きく腫れる、のどの詰まり、息苦しさ話しづらさ等が現れます 。
※息苦しい場合は、直ちに救急車を呼んでください!!

その他の副作用のまとめ

『0.1%~5%未満』
発疹、搔痒、眩暈、頭痛、白血球減少、好酸球増多、貧血、低血圧、動悸、嘔気、腹痛、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇、咳嗽、血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、血清カリウム値上昇、けん怠感、浮腫、CK(CPK)上昇

『0.1%未満』
腎不全、高カリウム血症、意識消失、血小板減少、じんましん、紅斑、眠気、不眠、頻脈、心房細動、嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振、咽頭炎、低ナトリウム血症、胸痛、疲労感、しびれ、味覚異常、ほてり、血糖値上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、腰背部痛、脱力感、耳 鳴

『頻度不明』
血管浮腫、肝炎、ショック、失神、無顆粒球症、白血球減少、間質性肺炎、低血糖、横紋筋融解症、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、天疱瘡、類天疱瘡、光線過敏症、筋肉痛、関節痛、発熱

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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