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アダラート(ニフェジピン)の副作用と豆知識【高血圧】

2020 5/27
アダラート(ニフェジピン)の副作用と豆知識【高血圧】

高血圧の方によく使われている優秀な薬の1つが

「アダラート(ニフェジピン)」

この薬には3種類のお薬があります。
違いは効き目の長さが異なります。
このことについても記事中に触れています。
それでは早速見ていきましょう。

目次

アダラートと高血圧

生活習慣の改善と高血圧

高血圧の数値や原因などは過去記事のミカルディスブロプレス(カンデサルタン)アテレック(シルニジピン)ディオバン(バルサルタン)などで説明済みです!
今回は、生活習慣を改善すれば本当に血圧は下がるのか解説していきます。

生活習慣の改善は大きく分けて4つに分けられます。
①減塩(1日6g未満目標)
②野菜、果物、低脂肪などの食事を中心に
③体重の減量
④運動(30分以上)
これらを心がけることで上の血圧も、下の血圧も下がることがデータで出ています。
一つ一つの実践でも少しは下がりますが、合わせて行うことで効果は抜群です!

以前のブロプレス(カンデサルタン)の記事で、血圧の数値による6種類の分類をご紹介しました。
そこで出てきた軽度高血圧の方でも3割くらいの人は、生活習慣を改善し、長い間正常血圧が続けば、薬の中止をすることが可能になります。
中等度高血圧の方でも、1割くらいの方で薬をやめることができるともいわれています。
もちろんそう簡単なことではありませんが、日々の努力次第で薬の減量や中止を目指せることも覚えておいてください。

アダラートの種類

冒頭でもご紹介しましたが、アダラートは3種類あります。
アダラートカプセル1日3回飲むものです。場合によっては頓服(血圧が高い時のみ)で使うこともあります。
アダラートL錠1日2回飲むものです。大雑把に、12時間の効き目というところです。
アダラートCR錠基本的には1日1回飲むものです。場合によっては1日2回飲むこともあります。

このように、同じ成分でも飲む回数に違いがあります。
技術の進歩は本当にすごいですよね。
アルファベットが名前につくだけで、違いが出ることを覚えておいてください。

重大な副作用のまとめ

重大な副作用とは、命の危険があるもの副作用が出た際に身体に重大な影響があるもの等の副作用症状ですので、是非、目を通していただいて、頭の片隅に置いておいてください!
簡単な症状も記載しておきますので、参考にしてください。

※副作用は必ず起きるものではございません
※ご自身の判断で使用を中止せず、異常がある時は必ず医師・薬剤師にご相談ください

1.紅皮症(こうひしょう) 0.1%未満

別名で剝脱性皮膚炎(はくだつせいひふえん)と言います。
これは体の皮ふの広範囲におきます。
症状としては、赤くなって、皮ふが剥がれ落ちてしまいます。
症状がひどい時は、皮ふの亀裂や身体中の毛が抜けてしまいます。
もちろん髪の毛もです。
皮ふ炎が現れたら早めに医師に相談しましょう。

2.血小板減少(けっしょうばんげんしょう)  0.1%未満

「血小板ってなに?」と思いますよね。
血小板は血液の中の成分で血を固めるのに重要な役割をしています!
けがをした時に血が止まるのはこの子のおかげです!

血小板の量が少なくなると、
ちょっとした打ち身などで青あざが出来たり歯磨きの時に出血したり生理出血が止まりにくくなって出血量が増えたりすることがあります
このような症状がなくても、突然口の中から出血鼻血血尿黒色便便鮮血などがあります。
最悪の場合、脳内出血など重い症状が起きることも…怖いですよね。
その場合には直ちに中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を!

3.意識障害(いしきしょうがい) 0.1%未満

これは、意識がなくなったり、混濁するということです。
この副作用で怖いのは、普段の生活の中で意識が無くなることです。
例えば、車の運転中、危険な機械作業の途中などは特に危険です。
それ以外にも、突然の意識消失で、倒れて頭を打ってしまったりすることも怖いですね。

原因としては、血圧が下がり過ぎることによるもので、一時的な意識障害です。
異常が認められた場合にはすぐに受診しましょう。

その他の副作用のまとめ

『0.1%~5%未満』
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、顔面潮紅、熱感、のぼせ、潮紅、動悸、血圧低下、起立性低血圧,浮腫 (下肢、顔面等)、頭痛、めまい、倦怠感、悪心・嘔吐、便秘、発疹、瘙痒

『0.1%未満』
紅皮症(剝脱性皮膚炎)、無顆粒球症、血小板減少、ショック、肝機能障害、黄疸、意識障害、クレアチニン上昇、胸部痛、頻脈、頻尿、発汗、悪寒、眠気、不眠、脱力感、筋痙攣、四肢しびれ感、異常感覚、振戦、上腹部痛、下痢、腹部不快感、口渇、胸やけ、食欲不振、鼓腸、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、歯肉肥厚、高血糖、血小板減少、貧血、白血球減少、呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉、女性化乳房、視力異常 (霧視等)、眼痛、筋肉痛、関節痛、関節腫脹、勃起不全

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります。
副作用が出た時は、対処スピードが重要です。

薬の副作用なのか、体調不良や病気によるものなど原因は多々あります。
実際には医師・薬剤師でも判断はかなり難しいものです。
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
医師には言いづらいこともあると思います。
その際は、お気軽にかかりつけの薬剤師に相談してくださいね!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね。
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!

参考
PMDAホームページ
添付文書

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この記事を書いた人

複数の薬剤師で運営しております。
【ひよこ薬剤師1】
調剤薬局で働いている現役薬剤師です。
薬の副作用をメインに記載していきます。
薬剤師の大きな仕事の1つは、副作用の早期発見だと思っております。
また、副作用で生活上、事故が起きないようにすることも重要です。
その為には、使用者からの情報提供が必要であり、使用者の知識、認識が重要です。
薬の批判ではなく、薬にはリスクが少なからずあるので、適正使用すること、異常があれば医師・薬剤師にすぐに伝えること等を周知させたいと思っています。
副作用を知って、薬を上手に使用しましょう!

【ひよこ薬剤師2】
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薬剤師として働いてます。
私は病気や薬の使い方、健康などについて書いていこうと思ってます。
お子様の薬の飲み方など子どものことが得意です♪
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